手吹きガラスの産地として世界的に知られるムラーノ島は、歴史と美しさに満ちた魔法の島です。多くの観光客がその窯を訪れ、ガラス職人の製造工程を見学したり、ユニークなオブジェを購入したりしています。このような古いガラス工房の雰囲気の中で、海を前にして食事をするという、本当にユニークな体験を可能にしたのが、新しいレストラン「Versus Meridianem」です。
廃墟となったガラス工房から生まれた「Versus Meridianem」は、元々の目的であった建物の構造と魅力を維持しています。店内に入ると、高い天井、開放的な空間、打ち放しのレンガ造りの壁、海に面した大きなパノラマ窓に囲まれています。
インテリアを特徴づけ、新しいインダストリアルな空間に、かつてのガラス工房の歴史的な魂を与えるために、木材やスチールなどのリサイクル素材、白いレザーのソファやアームチェアを組み合わせた装飾を施しました。古代とインダストリアル、2つのスタイルが常に混在しています。実際、上を見上げれば、むき出しの配線の間に、地元の職人が製作した見事なガラス製のシャンデリアが挟まっているのがわかります。
フロアは、この建物の美的感覚と異質なスタイルにマッチすることが求められましたが、同時に、人の往来が多い公共空間にふさわしい耐久性も求められました。理想的なソリューションは、Ideal WorkのクラウドエフェクトのArchitop®で、「温かみのある」インダストリアルスタイルの創造に貢献する化粧コンクリートのシームレスフロアです。
Cloud-effect Architop®, with its brutalist aesthetic, perfectly matches concrete and the other raw materials that characterise these types of spaces, managing to balance them and give them an even stronger personality. Moreover, its high resistance to traffic, chemical and weather agents, abrasion and cracking makes it particularly suitable for public spaces subjected to heavy foot traffic.
施工:2018
場所:ムラーノ、ヴェニス、イタリア
デザイン:Arch. Riccardo Burigana