ミラノのプラダ美術館は、20世紀初頭に建てられた多くの工業用建物を改築し、新たに3つの建物を建設するという広範囲にわたる都市改修プロジェクトの一環として建設されました。古いものと新しいものが相互に作用するこのプロジェクトは、「保存のための作品ではなく、新しい建築の発明でもありません」と、このプロジェクトを指揮したOMA studioのRem Koolhas氏は言います。
展覧会の背景には、2つのIdeal Work製品が選ばれました。Betontop®とArchitop®が、金箔でコーティングされた櫓の4つの床と、既存部分の床の上部を作るために使用されました。
Betontop®は、既存のコンクリート床を最小限の厚さ(2.5〜6cm)で改修できます。簡単にでき、耐摩耗性にも優れており、人通りの多い公共の場に最適です。グレーの不透明なコンクリート効果のあるBetontop®が約1,000㎡の床のコーティングに使用されました。
Architop®️は、従来のコンクリートの厚さや重さの制限を減らすことができます。Architop®️は、わずか3〜4mmで、古いものを取り除かずに床を更新し、連続した美しい超耐久性のある表面を得ることができます。約300㎡のこの床には、色もグレーが選ばれました。
工程と厚さが異なる2つの製品は、どちらもミニマルな美しさで選ばれています。特徴的なグレーのカラーで、洗練されたコンクリートの効果を巧みに生み出しています。
施工:2015
場所:ミラノ、イタリア
デザイン: OMA Architect studio
Ph: Isabella De Maddalena