保守的な修復プロジェクトのための革新的な素材
1950年代にマルティーリ・デル・グラッパ広場に建てられたCittadellaバスターミナル(パドヴァ)は、荒廃していました。
地域の再開発を目的とした広範なプロジェクトの一環として、旧駅舎は元の建築物の特徴を尊重するように細心の注意を払いながら、丹念に修復されました。UdPA(Office of Architectural Planning)の建築家Andrea Rizza氏とAlessandro Simioni氏が担当したこの改修プロジェクトでは、バーやレストラン、小さな商業施設が建設されました。
建物の内部空間のレイアウトは完全に再設計されました。階段で結ばれた4つのオフセットレベルに分かれており、空間を流動的なものにしています。
インテリアデザインの要である階段は、IdealWorkのMicrotopping®️でコーティングされています。 このセメントコーティングは、コンクリートに特徴的な自然で触覚的で視覚的な効果を再現することができます。
長さ12m(39フィート)で外側を向いているバーも、Microtopping®️でコーティングされており、暖炉と2つのお手洗いのシンクにも使用されました。
クリーンで落ち着いた外観のこの素材を使用することで、デザイナーは、現代的な要素を利用しながら、伝統を尊重しながら、建物の外壁にすでに存在する豊富な種類の素材をそのままにしておくことができました。
階段と流しにはチャコールのMicrotopping®️、バーにはチョコレートとチャコール、暖炉にはブラックを使用しました。 シンクやバーにも防水加工が施されています。
施工:2012
場所:チッタデッラ、イタリア
デザイン:Studio UdpA, Arch. Andrea Rizza, Arch. Alessandro Simioni