目標が達成できない時のチェックポイント

やる気に満ちあふれて設定した目標。日々がんばってみるものの計画通りには進まず、どうすればいいかわからない問題が出てきて止まってしまう。

誰もがそんな経験があるのではないでしょうか。

PDCAサイクルやプロジェクト管理などの方法論を学んでもいつも中途半端で終わってしまう。TODOリストや目標達成の手帳・ノートも使ってみたけどなんだかしっくりこない。そんな場合はもっと根本的な原因がないか探ってみてはいかがでしょうか。

行動なくして成果なし。

この当たり前の原則をもとに、行動しているか、行動していないかという切り口から目標が達成できない原因と対策を考えていきます。

行動が結果を生む

どんな目標達成の方法でも、どんな成功法則を使ったとしても、結果を得るには必ず行動が必要になります。目標やゴールに到達するための方法論はたくさんありますが、結局のところ欲しい結果を得るまで行動し続けることができるかどうか、これがカギとなるのです。

あなたが今、目標を達成できないと悩んでいるならまずは自分が行動できているか、できていないかを振り返ってみてください。

たとえ計画より遅れていたとしても、やるべきことを日々やっていると言えるかどうか。

冷静に考えてみると行動していない、または行動量が少ないと思う人が多いのではないでしょうか。

それではなぜ行動できないのかその原因を探っていきましょう。

行動していない、行動量が少ない場合

行動していないな、行動量が少ないな、と感じている場合、以下の項目で該当するものがないか考えてみてください。

目標・ゴールは本当に自分がやりたいことなのか?

目標・ゴールが自分が本当に望むものでなければ継続して行動するのは誰にとっても難しいことです。自分がやりたいこと、自分の奥底にある願望をもう一度よく考えてみるとよいでしょう。

自分のやりたいことを見つけるヒント

  • 過去に時間を忘れて没頭していたことを書き出す
  • 自分は特別に意識していないけれど他人から「すごいね」「詳しいね」「教えて」と言われたことを書き出す
  • 自分が感じている自分の長所を書き出す
  • 理想の自分、なりたい自分を書き出す
  • 憧れる人、尊敬する人を書き出し、どんなところに魅かれているか書いてみる
  • 身近な人はやっていないけれど自分はやっていることを書き出す

これらの答えから共通項や傾向、類似点を探して自分の強みと好きなことの方向性、どのような点で今よりもっと成長したいと思うか、を見つけましょう。

目標やゴールが本当にやりたいことではないとわかっても、その目標を取り下げたり変更することができない場合も多いと思います。

そのような時は自分が得意なこと、好きなこと、自分がもっと成長したいと思う点と目標達成に必要な行動とを関連付けしていきます。

このとき単純に関連付けできることは少ないと思います。しかし無理やりであっても構いません。関連付けできる考え方を探す、または行動の方法を工夫して関連付けできるやり方に変更します。

心の底では「やりたくないな」と感じている行動であっても、それをすることによって「なりたい自分に近づける」と思えるようにしたり、自分の得意な方法を取り入れることで行動しやすくするのです。

目標達成のための行動と自分の成長をリンクさせて考えることができれば行動ができなるようになっていきます。

目標達成のために何をすればいいかわからない

目標を達成するためのステップをイメージできなくては行動できるはずがありません。この場合は単純に知識が不足しているだけなので、本を読む、セミナーに参加する、専門家や詳しい知人に聞くことによってゴールまでの道順をイメージすることができるようになります。

知識・情報というのは「道具」と同じです。良い道具を使って行動すれば作業ははかどりますが、道具がわるいと行動しても作業はなかなか終わりません。

質の高い、よい情報を手に入れるように心がけましょう。

やるべきことはわかっているけれど、行動できない・意思決定できない

この場合、何かに対して不安・恐怖・ストレスを感じているはずです。

  • 失敗するのが怖い
  • 他人の目を気にしている
  • 批判されるのかもしれない
  • 断られるのが嫌
  • 嫌われるのではないか
  • 自分に合っていないやり方をしている

恐怖・ストレス・不安の対象となるものは他にもたくさんあると思いますが、これらはすべて「そうなるかもしれない」という仮定の話で、必ずしもそうなるとは限らないことばかりです。

不安や恐怖は心のブレーキであり、危険を予測し回避するには必要なものです。しかし目標達成においては邪魔な存在でしかありません。

思いつく限りの不安や恐怖・ストレスを紙に書き出してください。そして一つ一つに対してできるだけたくさんの反論を書き込んでください。どんなつまらない反論でもかまいません。

これを繰り返しすることによって、

「失敗するのが怖いと思っていたけれど、たくさん失敗しなければ成功しないのだから、早くたくさん失敗した方がいいと思えるようになった。」

というような、これまでとは違う考え方ができるようになってきます。

不安・恐怖・ストレスを感じた時はどうしても一歩を踏み出す「勇気」が必要になります。勇気があるというのは恐怖や不安を行動力が上回ることであり、行動さえできれば恐怖・不安・ストレスがあっても問題はないのです。

恐怖や不安・ストレスは誰にでもあるものです。それらが無い状態を目指すのではなく、たとえ恐怖や不安があっても行動ができるように考え方を選択できるようになればいいのです。

次に、良い心の状態を保つための以下のことに気を付けて環境づくりをしましょう。

  • 「そんなのは無理だ」「やめておいた方がいい」そんな言葉を投げかけてくるドリームキラーとは意識して離れて距離をとる。
  • ドリームキラーが現れるのは夢やゴールを語るからです。誰かれ構わず夢・ゴール・目標を語るのはやめる。
  • あなたを応援してくれるドリームサポーターを探す。
  • 先生となるような人、意見を聞く人、会話をする人を選ぶ。

行動ができない場合は心のブレーキが働いていることがほとんどです。自分と向き合い不安や恐怖・ストレスを感じている原因を取り除くとともに、次のことを意識してください。

  • まずはほんの少しでもいいので行動する。
  • できることから、できるところまでやってみる。
  • できる範囲のことはすべてやる。

行動しているが望む結果が得られない場合

行動しているけれど結果がでない、そんな場合もよくあります。行動ができている場合はその原因と解決法は比較的シンプルです。

行動しているけれど結果がでない3つのパターン

  • 結果につながらない間違ったことをしている。
  • 結果につながることをしているが正しく実行していない。
  • 結果につながることを正しく実行しているが、量が不足している

行動している場合は、結果につながることを正しく実行しているか、望む結果を得るために必要な量に達しているか、ということがポイントになります。

これら原因はシンプルなのですが、実行している人にとってはどこに原因があるのか判断するのが難しいものです。それが判断できるようであれば既に軌道修正しているはずだからです。

行動しているけれど望む結果が出ない時の解決策

自分で解決する

PDCA、トライ&エラーを繰り返し解決策を見つけます。解決までの時間がかかることと、問題の解決策を発見できなければ解決できないことになります。

他人に聞く

知人、先輩、専門家、メンターなどそのことに関して詳しい人に意見を求めます。

専門家であればそれなりの費用が発生しますが、問題を発見する確率が高く、解決するまでの時間も早くなるでしょう。

一方、知人や先輩に聞く場合は問題を発見できるかどうかはその人の知識や経験によります。また間違ったアドバイスをもらうこともあるので注意が必要です。

一流のスポーツ選手や経営者の多くはコーチやコンサルタントを付けています。その目的を一言で言うと「早く結果を手に入れるため」でしょう。

人は誰でも恐怖や不安を感じて動けなくなることや、行動しているけれどうまくいかない、と感じることがあります。

そんな時に専門家からのアドバイスを取り入れ軌道修正し、パフォーマンスを最大化することによって、悩んでいる時間、迷っている時間、迷走している時間を減らしているのです。

最後に

目標・ゴールを達成する人は、目標・ゴールが常に優先順位の1番にあります。そして多くのお金と時間を目標達成のために使います。

心のブレーキを取り除き、優先順位1番の目標達成に向けてがんばりましょう!

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