インダストリアルなコンクリートのむき出しの魅力、デザイナーズフロアの流儀
Nuvolato Architop®(ヌヴォラート・アーキトップ)は、わずか3~4mmの塗布で、従来のコンクリートの厚さや重量制限を克服しながら美しさや強度はそのままに、細部までこだわり高い美的・色彩的価値を備えた、床用コンクリート素材です。
Nuvolato Architop®が選ばれる理由
ブルータリズムの魅力
コンクリート同様の頑丈で耐久性がある強い材料から作られ、継ぎ目のないシームレスな表面、むき出しかつ現代的な粗削りな質感が特徴です。ミニマルで現代的な住宅やインダストリアルスタイルのロフト、さらには公共施設や展示場、商業施設などを個性的に仕上げます。
どこでも、壊さず、リノベーションに最適
屋内外を問わず使用でき、床暖房がある場合も含め、あらゆる下地に塗布できます。コンクリート、セラミック、大理石、サンドセメントでできた既存の床を、取り除くことなくリフォームするのに理想的です。
高い耐性レベル
その優れた耐性と接着力により、大規模な工業施設や商業施設の床の修復や、通行量の多い場所にも適しています。Nuvolato Architop®は、化学物質や大気汚染物質、摩耗、ひび割れ、霜に対する優れた耐性を備えており、屋外での使用にも適しています。
思い通りの仕上がり
Nuvolato Architop®は、幅広いカスタマイズが可能です。 29色の標準色が用意されており、コテ仕上げコンクリートの特徴である雲のような動きのある濃淡の模様と組み合わせることで、無限の仕上がりが可能になります。均質な仕上がりにするのか、または素材ならではの表情をより強く出すのかは、設計者と調整します。また、無垢のコンクリートと同様、アシッドステイン処理を施すことで、さらにオリジナルで高級感のある床を実現することができます。
Nuvolato Architop®を使った最新の施工事例
施工方法
1. 下地準備
2. Colour hardener(カラーハードナー)+Architop Catalyst(アーキトップ・カタリスト)の混合液をmagic trowel(マジック・トロウェル)で塗布。塗布1回目。
3. Colour hardener(カラーハードナー)+Architop Catalyst(アーキトップ・カタリスト)の混合液を塗布。塗布2回目。
4. パワートロウェルで仕上げ
5. クリーニング
6. 樹脂を塗布
よくある質問
いいえ、Nuvolato Architop®は、塗装や流し込みをする施工ではないため、完全に均一な仕上がりは不可能で、多少の動きは必ず出てしまいます。雲模様を多く出すのも少なくするのも、施工者の腕にかかっています。
色は、幅広いカラーバリエーションが揃うColour hardener(カラーハードナー)という製品によって与えられ、これを生コンクリートに混ぜて色を出します。これは、床に塗る塗料や樹脂ではありません。
もちろんです。コンクリート、Betontop(ベトントップ)、Microtopping®(マイクロトッピング)など、最も適した素材を選択するために、可能な施工厚を確認する必要があります。さらに、コンクリートまたはBetontopでNuvolato Architop®を施工した場合、他の床材と比較して、熱伝導率がより高いという結果が得られています。
すべてのコンクリート床同様、Nuvolato Architop®にもジョイントが必要です。切断することでコンクリートの自然な収縮を促し、管理しながらジョイントを形成します。カットのデザインや配置を決めるのは、Ideal Work施工パートナーの役目です。ジョイントの形成後、色付き特殊樹脂を充填し、床と同じ色にすることができます。
コンクリートや同等製品で作られた表面では、コンクリートの収縮によりひび割れが発生する可能性があります。担当施工会社は、構造物の沈下など施工に起因しない理由でひび割れが発生した場合でも、ひび割れの発生を抑えるために必要な措置を講じることを約束いたします。また、ひび割れが発生した場合も、専用製品でひび割れを修復することで、ひび割れを目立たなくし、美しく仕上げることが可能です。
Nuvolato Architop®フロアのお手入れは簡単です。泡の出ない床用中性洗剤を水に少量加えたものに布を湿らせて表面を拭くだけで十分です(例えば、PERFETTO! Ideal Work:Ideal Workのデコラティブフロア用洗剤)。水溶性のセルフポリッシングワックス(Ideal Ceraなど)や蜜蝋(EASY WAXなど)をベースにした保護用製品で床を定期的にお手入れすることも有効です。石鹸、酸、アンモニア、塩素、研磨剤を含む洗剤は使用しないでください。非腐食性の中性洗剤のみを使用されることをお勧めします。
Ideal Workでは、幅広い保護コーティングを用意しています。適切な保護コーティングの選択は、使用する方ののニーズによって異なります。溶剤ベースの製品と水性ベースの製品と両方あります。樹脂処理を施すことで、誤って落とした液体が急速にマイクロセメントに浸透することを効果的に保護しますが、いずれの場合も、あらゆる液体、特にワイン、オイル、酢、コーヒーなど家庭環境でよく使用されるものは、それらが浸透する前に、できるだけ素早く取り除く必要があります。
床の厚さは、通行量や、床が受ける荷重の種類によって異なります。この情報に基づいて、使用するコンクリートの厚さや種類を決定します。通常の状態で使用される場合の目安:屋内または屋外の歩行者専用エリアでは7~10cm、軽車両の通行エリアでは13~15cm、中・重車両(自動車、トラック)の通行エリアでは18~20cm。これらよりも薄い厚さ(5〜6cm)の場合は、コンクリート下地の代わりに、コンクリートに似た特性を持ちながら、より薄い下地を作るのに適した特別な多機能添加剤BETONTOPを使用することをお勧めします。これらの数値はあくまでも目安ですのでご参考としてお使いください。想定される荷重(臨時荷重も含む)に基づいて、使用するコンクリートの厚さや種類を決定するのは、設計士の役目です。いずれの場合も、お客様のニーズに合った最適な床材を選ぶために、Ideal Workの施工パートナーがアドバイスやサポートをさせていただきます。
もちろんです。モノリシック工法のコンクリート床であるため、歩行や衝撃、車両の通行に対して非常に強い耐性があります。色は施工面と一体化しているため、色あせ、欠け、ひび割れ、剥離の心配がなく、コンクリートのような耐久性があります。
技術的には、硬化剤Ideal Floor Pewter(ライトグレーベースのチタン骨材)を使用したNuvolato Architop®フロアは、後にIdeal Stain酸性染料を使用してアシッドステイン処理を行うためのベースとなる表面です。したがって、Nuvolato Architop®は、Acid-Stainのベースとなりますが、構造的には変わりません。厚さの評価、摩耗や圧縮に対する耐性、保護やメンテナンス処理は実質的に同じです。違いと言えば美的感覚で、色や効果が全く異なります。Nuvolato Architop®の床は、パステルカラーやグレー、白を基調としており、仕上げの質感はソフトで均一になる傾向があります。
基本的には可能です。 Nuvolato Architop®フロアは、既存の下地床の上にも施工することができます。その場合、新しい床を接着する下地床の品質と種類を確認することが重要になります。利用可能な厚さに基づいて、Ideal Workはさまざまな技術的ソリューションを提供しています:3~4mmの厚さに適した製品Microtopping®。 1~2cmの厚さの床を施工するための専用製品TOPFLOOR(トップフロア)、2~6cmの厚さに適したBETONTOP。いずれの場合も、お客様のニーズに合った最適な床材を選ぶために、Ideal Workの施工パートナーがアドバイスやサポートをさせていただきます。
もちろんです。屋外施工の場合は、防滑性が必要となりますので、それに適した仕上げや、保護処理を施工パートナーと一緒に検討することが重要となります。