マイクロセメントは、空間に中立性と精密さをもたらします。
ロッサーノ・ヴェネトにある住宅で、クライアントはオープンプランのキッチンとリビング、そしてエレガントで控えめながら広さのあるリビングスペースを要望しました。そのため、非常に開放的で、エレガントなインテリアデザインにこだわった1つの連続した空間を作ることが決定されました。Microtopping®️のような目地やタイルのない素材やコーティングは、この目標を達成するための理想的な基盤となりました。
Paola Aceti氏のSPAZIO VOLUME COLORIスタジオがデザインした空間は、実用的で機能的、かつ美的に洗練されたものになっています。木、マイクロセメント、スチールなどの異なる素材を使用し、オブジェや家具用のアクセサリーにスポットライトを当てるなど、細部にまで気を配ることで実現しました。
階段の目地のない床面や、ダイニングルームのテーブルカバーなど、この家のすべてのフロアで使用されているMicrotopping®️は、中立性と精密さというコンセプトを呼び起こす重要なモチーフとなっています。このプロジェクトでは、Microtopping®️のマイクロセメントが主役であるだけでなく、他の素材も選ばれています。1階のフロアには天然のオーク材を使用し、エレガントで自然な方法で空間をより暖かく魅力的にしています。また、キッチンカウンターのスチール、マットなニスを塗った木材、Microtopping®️でコーティングしたテーブルなど、不透明で規則的な表面を持つシンプルな要素を加えることで、エレガントで自然な方法で空間をより魅力的にしています。
Microtopping®️は木製の装飾を際立たせ、自然な魅力を与え、より洗練された環境を作り出しています。この部屋は非の打ち所のないスタイルで際立っています。すべての要素が調和のとれたアンサンブルに無理なく収まり、エレガンスの極みとなっています。
施工:2015
場所:ロッサーノ・ヴェーネト、イタリア
デザイン:Studio Paola Aceti