自分で動くパート・アルバイトを育てる3つのステップ

あるクライアントと話していた時、
パートさんの話題になりました。

言ってもなかなかその通りに動いて
くれないようです。

まあ、よくある話です。

私も会社員時代はパート・アルバイトを
たくさん面接して、採用して、教育して
きたので言いたいことはよくわかります。

その人は一人で起業して、過去に
パートスタッフを雇った経験がない方
だったので、有名な本を紹介しました。

『人を動かす』
デール・カーネギー

昔に書かれた本なので、事例は古いですが
人の本質的な部分が書いてあり、今でも
とても使える内容です。

しばらくたってから本の感想を聞いて
みたところ・・・

「タイトルから想像した内容と違っていた。
いいこと書いてあるのはわかるけど、
自分にできるかな??」

「確かに一回読んでできるようになったら、
世の中にこれほど自己啓発本が売られている
はずがないですよね」

「でも、想像した内容と違うってどういうこと
ですか?」

「いや~、人を動かすってタイトルだから
もっと、人を自在に操る方法みたいな感じを
想像してたんですよね」

なるほどー

この『人を自在に操る』とか『思い通りに動かす』
という発想をすると、人は動いてくれません。

少し思い出してみてほしいのですが、

あなたは誰かに言われたことを、言われた通りに
100%やり遂げようとした経験がありますか?

ある、と答え人は
スポーツなどでコーチ・先生に言われたことをする
師匠と弟子の関係で何かを学ぶ
このような経験ではないでしょうか。

まず、多くの人はこの経験がありません。
そして、経験したことがある人でも、
自分にとって特別な先生でなければ言われた
ことを100%やろうとはしません。

学校の先生に言われたことを100%完璧に
しようと努力した人が何人いるでしょうか。

人生の先輩・大人から言われたことなら
どうでしょうか。

そう言うと、

「いやいや、仕事だから。お金もらってるんだから」

というのですが、そのお金をもらっている人
たちのほとんどは、上司あるいは雇い主から
「思い通りに動いてくれない」と言われている
のです。

つまり『他人が思い通りに動く』なんてことは
幻想の世界ということです。

上司・雇い主の思い通りには動かないのが普通。

ではどうすればいいのでしょうか。

それは、望む結果、目指す未来・ゴールを
共有しそこに向かって一緒にがんばろう、
と言うわけです。

すると、それに共感した人は自分から
行動し始めます。

かなり単純化していますが、突き詰めれば
そういうことです。

パート・アルバイトの仕事のレベルが低いと
感じた時、その原因の大半は仕事に対する理解が
浅いからです。

理解が不足しているのですから、教えてその分を
補うしかありません。

1.他人が思い通りに動くという前提を捨てる
2.欲しい結果を明確に理解してもらう
3.不足した知識を補う

このことを意識してどんどん教えましょう。
いつの間にか勝手に動いてくれるようになりますよ。