最も単純なポジショニング戦略はこれ!

朝、嫁が慌てて叫んでいます。

「ちょっと!車のエンジンがかからへん!!」

は?

そんなことをいきなり言われても・・・

とりあえず車のところに行き、
キーを回してみました。

キュルキュルキュル・・・・

セルは回っているようですが、
確かにエンジンがかかりません。




さて、どうしよう



そういえば、アクセルを少し踏んでみるとか
やったらいいと聞いたことがあったような、
無かったような・・・

しかし、アクセルを踏んでも
やはりエンジンはかかりません。

あまりやりすぎると
バッテリーが悪くなりそうな気がしてきました。

仕方ないので、嫁には車を使うのは諦めてもらい、
ディーラーに見てもらうことに。

きっと何かの部品がダメになったんだろうな・・・
修理代はいくらかな?
5万ぐらいで済むかな?
10万超えたら嫌だな・・・
でも車が使えなくなったら困るしな・・・
いつ直るかな?

いろいろなことが頭の中を
駆け巡ります。

午後になって担当者の人が来てくれました。

何回かエンジンをかける動作を
していると・・・

ブルルン!

エンジンがかかりました!

どうやら『カブっていた』だけのようです。

その時の気温やチョイ乗りが多いとか、
エンジンが温まる前にすぐに切ったとか、
要因はいろいろあるとのこと。

ひとまず何かの部品がダメになったのではなく、
ほっとひと安心。

担当者の人からいろいろと説明を聞き、
お礼を言って事なきを得ましたが・・・

もし修理費用として10万円とか
20万円とか必要だったとしても
車が使えなくなることを考えると
支払っていたでしょう。

ディーラーに連絡する時点で、
そういう覚悟はある程度していました。

私が電話したのは、今の車を購入したお店
ではありません。

過去に数回車検を通したことがある程度で
特に深い関係があった訳でもありません。

車検だけでいうとガソリンスタンドなど
他のところで通したことは何度もあります。

メーカーの販売店でなくても、
車検をしているところであれば、
どこでも直せるはずですし、

その方がディーラーよりも
安いことも多いと思います。

ではなぜ私はそのディーラーに電話したのでしょう?

ディーラーの方が安心感があったから?

いえ、違います。

ただ単に、『一番に思いついたから』です。

たったそれだけの理由で私は
ディーラーに電話しました。

電話した後に、ディーラーじゃない方が
安いかな・・・

と思って電話したことを
少し後悔したぐらいです。

でもその直後に、ディーラーなら
安心だからまあいいか、
と自分を納得させていました。

商品やサービスが必要になったときに
真っ先に頭に思い浮かぶ。

これは
ポジショニングとか、
ブランディングとか、
脳内シェアとか、
いろいろな言い方がされています。

どんな言葉であろうと、
必要な時に真っ先に思い出して
もらうことができるかどうか、
これがとても重要です。

お客様がいつあなたの商品やサービスを
必要とするかは誰にもわかりません。

だとすれば、明日でも来月でも来年でも、
その時が来たら真っ先に思い出して
もらえるようにしておく必要があります。

それは、常に見込み客やお客様に
忘れられないようにするということでもあります。

あなたは見込み客やお客さまのそばに
いつもいて、いざという時に思い浮かぶ
存在になっているでしょうか?