危機に備えてビジネスしてますか?

それは夜遅くの出来事です。

その日、嫁は友人と晩御飯を食べに行っていたので、
帰りは遅く、私は早めにベットに入って寝ていました。

すると、

誰かに体を揺らされて目が覚めました。

「ごめん。車のガラス割っちゃった・・・」

寝ぼけているせいでしょうか、意味が分かりません。

「ん?どういうこと?」

「駐車場でバックしてたら、後ろのガラスが割れてん。」

バックしたからって割れへんし!

「木の枝がな、突っ込んできてん」

いや、突っ込んできいひんし!

と心の中で思いながら、とりあえず起きて話を聞いてみると、
どうやら木の枝があったことに気付かずバックしてしまった
ようです。

そんなことを言っても、割れたものは仕方ないので、

「また明日見るわ」

と言ってそのまま寝ることに。

次の日見てみると、まあ見事に割れています。

当たり前ですが。

嫁は数年に1回は何かやらかす傾向にあります。

私も、人のことは言えないですが、大体の場合、
嫁の方が大きなことをやらかします。

暗い場所で木の枝が見えにくかったのでしょうが、
後ろに何かないか注意していれば見えていたでしょう。

また、もっとゆっくりバックしていれば気づいた
のかもしれません。

車を運転する人なら、暗い場所でバックする時、
障害物がないか、人がいないか注意しなくては
いけないことは誰もが知っています。

でも、まさか自分の身に危険が降りかかるとは
誰も思っていません。

私がまさにそうでした。

私が起業して1年半ぐらい過ぎたころ、
ゆっくりながらも少しづつ形になってきたなと
思い始めた頃のことです。

日本の商品をネットを使って海外に売っていた
のですが、AmazonやEbayで同じ商品が売られる
ようになり、価格競争になっていました。

それでも、何とかやっていたのはある会社で
送料の割引を受けていたためです。

普通は相当な量を販売しなけれは受けられ
ない送料の割引率を適応してもらっていたので
通常ではほとんど利益がでないような価格でも、
いくらかの利益がでる状態だったのです。

そこが唯一といっていい強みでもありました。

しかし、危機はある日突然やってきます。

倉庫会社の倒産。

大きな会社がするような、取引先の信用調査など
やっていません。

やったところで、正確に判断もできなかった
と思います。

そこからが大変でした。

今までの価格では全く利益がでないので、
わずかでも利益が残る価格に値上げします。

その当時はとにかく数を売ることしか考えて
いなかったので、顧客リストを使った販売など
何もしていませんでした。

ぜんぜん売れない日々。

ハッキリ言ってどん底です。

とにかく何かを売らなければ生活できないので、
価格をいじってみたり、広告を出してみたりする
のですが、効果はありません。

こんな状態から過去に販売した顧客に対して
メールやダイレクトメールを送って販売する
方法を学び始めました。

でも新規の顧客がとれません。

だから商品を売るのではなく、商品を買ってくれる
可能性のある人を集めることにしました。

人生とはよくわかりません。

こんなどん底の時期があったから、顧客リストを
使った販売方法を学ぶことができたわけです。

しかし、危機は本当に突然やってきます。

当時の私にも倉庫会社の割引に頼っていては
危険だという認識はもちろんありました。

しかし、まさか自分がそんな状態になるとは
思ってもいませんから、後回しです。

アメリカの有名なコンサルタントである
ダン・ケネディも言っています

ビジネスにおいて『1』という数字は最も
危険な数字だと。

もしあなたのビジネスに『1』という数字が
あるなら、今すぐ『2』にしましょう。

危機は突然やってきます。