ペルソナという呪縛

最近なぜかペルソナに関する相談を
立て続けに受けました。

ペルソナの作り方は?
ペルソナはこれでいいのか?

流行っているんでしょうかね、ペルソナ・・・

本気でペルソナマーケティングを
やろうとすると、顧客データを分析
するだけではなく、何人ものお客様に
長時間インタビューをして、

その中から共通する思考や感情、経験、
性格などを抽出する必要があります。

でもそんな面倒なことをやっている人は
まずいません。

多くの人が、

顧客を絞る
顧客を明確にする

ということをペルソナ(一人の顧客像)を
つくることだと考えているわけですが

これらは別物です。

まずぺルソナは顧客を一人に絞るために
設定するのではありません。

一人の顧客像まで絞り込む目的は
顧客の過去の経験を通じて、

何を考え、何を感じ、どうなりたいのか、
人生の目標や希望といった内面的な
部分を理解するためです。

具体的にイメージできる一人の人物に
絞り込まなければ、データには表れない
内面の部分を深く理解することが
できないからそうするだけです。

しかし、世の中で言われている(?)

ペルソナはどうも違いますね。

誰のための商品かわからない
対象顧客が絞り込めていない

そうなる原因は、
ペルソナを作っていないからだ

みたいな・・・

『一人』で表すことが重要なのではなく、
どんな願望を持っているのか

フラストレーションに感じていることは何か
何を人生の幸せだと感じるのか

そういったことを理解して、それに対して
自分たちが何をできるのかを考えることが
重要です。

顧客を絞るというのは、

男性向けの商品です

だと、子供から老人までいるわけですから

どの年代の人なのか、
何を望んでいる人なのか、
どうなりたい人なのか、
どんな問題をかかえている人なのか

など、あなたの商品が救える人を
わかりやすく表現するということです。

それが一人の人物像でなければいけない
理由はありません。

顧客の望みをかなえる手段があなたの
商品ですから、大切なのは
顧客が何を望んでいるのか、

そして、あなたの商品がどのように
お役に立てるのかです。