イケアが売っているもの

家具販売している世界最大手のイケア。

日本でも人気がありますね。

流通コストを下げるために
海沿いの場所に超巨大な店舗を
構えるユニークなビジネスモデルです。

当然インターネットでも販売していますが、
かなり広い範囲から店舗に集客していることは
お店の配送地域からわかります。

イケアで販売されている家具は
高級家具ではなく、カラフルな色と
オシャレなデザインの手頃価格なものです。

イケアが扱っている商品は独自の
商品なので他では手に入らないものですが、
イケアブランドの家具でなければいけない、
という人はあまりいないですよね。

イケアの特徴として、部屋をまるごと
コーディネートしたモデルルームがあります。

このモデルルームは実際の部屋のサイズに合わせて
家具や雑貨を配置し、住む人の家族構成や
趣味、職業、価値観をイメージして
コーディネートされているそうです。

日本にある家具屋さんは、テーブルコーナーや
ソファ売り場といったように
種類別に商品を並べています。

モデルルームを用意している場合も
ありますが、売り場面積の都合上
その数は多くありません。

イケアと日本の家具屋さんは同じ家具や雑貨を
売ってはいますが、イケアの場合は
モデルルームで顧客に実際の暮らしを
イメージしてもらい、

「くつろぎの空間」
「理想のライフスタイル」

といったものを提案しています。

つまり、商品を購入した後の手に入る未来を
顧客が明確にイメージできるように
手助けをしているわけです。

一方、日本の伝統的な家具屋さんは
購入後の未来をイメージするのは
顧客におまかせ状態です。

「商品を見て、頭の中でイメージを
膨らませてください」

そう言っているのと同じなのですね。

そしてイケアの場合は、モデルルームを
たくさん見ること自体が顧客にとって楽しい体験に
なっています。

買い物は多くの人にとって楽しいことですが、
単なる買い物で終わらせず、
特別な体験にすることに成功しています。

売っているものは家具ですが、
顧客が購入しているものは
特別な楽しい買い物の時間であり、

購入後に手にする理想のライフスタイル
なのですね。

あなたの会社は何を売っていますか?